ずっと気になっていた映画「打ち上げ花火下から見るか横から見るか」。
8月18日公開初日に早速行ってきました!
個人的な感想を書いていきたいと思います。
ネタバレありなので閲覧注意です!
打ち上げ花火下から見るか横から見るかとは?あらすじなど閲覧注意!
原作は岩井俊二監督による1993年のドラマ。
奥菜恵さんがかわいかった~♡もともとは「if もしも」というオムニバスドラマの一編として1993年8月26日にOAされたものですが、TVドラマにもかかわらず、日本映画監督協会新人賞を受賞。
その後、1995年には再編集のもと劇場版が公開された名作です。
私も当時見たはずなのですが、ストーリー思い出せないです(^_^;)
ただ、奥菜恵さんの美少女ぶりに同性ながらうっとりしたのを覚えています。
そして以下は、映画版のストーリーです。
とある海辺の町。
夏休みの登校日、お祭りと花火大会を前に町中どこか浮き足立っている。
そんな中「花火って横から見ると丸いと思う?平べったいと思う?」という話題で盛り上がる典道たち。
典道と裕介たち遊び仲間5人はそれを確かめるために、花火が打ち上がる茂下灯台に向かうことにする。
典道にはそれ以上に気がかりなことが。
祐介と典道が想いを寄せているクラスメイトのなずな。
それは今日の昼のこと。祐介と典道が当番で掃除をしにプールに行くと、そこに彼女がいた。
なずなを横目に50メートルの賭け勝負をする2人。
自分が勝ったら・・・なずなに告白すると。
そんな2人の話を聞いていたのか不明だがなずなが「私もやる」「私が勝ったら私のいうことなんでも聞いて」と言い、勝負に参戦。
典道は泳いでいる間に途中で怪我をして一番ビリになってします。
その日、典道が家に帰ると裕介が典道の家で待っていた。
仲間5人での約束の時間まで暇だから一緒にいようと言う。
しかし、典道の怪我をした足を見た祐介は、自分の父親の病院に行くように勧めながら、プールでなずなに花火デートに誘われたことを打ち明けます。
そして「なずなが病院で待っていたら(祐介は一緒に)行けないと言っておいて」と典道に言います。
典道を気遣ってのことのよう。
病院でなずなに会った典道。なずなはなぜかスーツケースを持っていたなずな。
そして「もし島田君(典道)を誘っていたらどうした?私、2人のうち勝った方を誘うつもりだったの。島田君が勝つと思ってたのに・・・」と言うなずな。
母親の再婚で転校が決まっていたなずなは、家を出ようとしていたのでした。
しかし、典道の目の前でなずなは家を出ようとしていましたが、母親に連れ戻されてしまいます。
「もしも・・・あの時・・・オレが勝っていたら・・・」
今朝なずなが海で拾ったという謎の綺麗な玉を、悔しさから思いっきり投げつける典道。
するといつも間にか典道は昼間のプールで賭け勝負に勝ち、なずなから花火に誘われていたのでした。
時間が巻き戻りなずなから花火大会に行く。
時間が巻き戻り、過去がやり直されたのだ。
「かけおち、しよ」なずなに、誘われた典道は2人で町から逃げ出そうとするのだが、なずなは再び母親から連れ戻されてしまう。
そしてまた繰り返される時間。
原作のドラマでは主人公たちが小学生でしたが、アニメでは中学生。
また、原作は<if>ということで、時間が遡るのは1度だけで、2つの結末が用意されていますが、映画版は何度も時をさかのぼります。
打ち上げ花火下から見るか横から見るかの感想は?君の名はと比べると・・・
実は私は「君の名は」を見ていません。タイトルに入れてしまったのにすみません。
でも、ツイッターの感想を見ていると「君の名はよりつまらない」「君の名はの方が面白かった」という「君の名は」と比較する意見多数。
まあ、そもそも「君の名は」が成功したから、制作したっぽい雰囲気だったので(実際はもっと前から企画されていたようです)比べられてもしょうがないですね。
なので、あえて「君の名は」を見ていない私の感想です。
ストーリーは、いたってシンプルです。
クラスの美少女なずなが母親の再婚で決まり突然夏休みの間に転校することに。
転校したくないなずなと典道。
2人で逃げようとするなずなと典道ですが、何度も失敗。その失敗を修復するために、何度も時間をさかのぼるというストーリ。
「時をかける少女」と正直似てますけど、いわゆるタイムループものですね。
正直ただ、それだけなんです。
何がこの映画の魅力かと言うと、まず映像が素晴らしい。
綺麗です。なので、映画館で絶対見た方が良い作品です。
とある海のある千葉県の田舎町が舞台なのですが、その風景と素朴な中学生のピュアなやりとりにキュンとします。
典道となずなもそうですが、花火を見に行こうとする友達4人もかわいくて、癒されます。
田舎の風景も見ていて、気持ちが良くて、こういうところで子育てするのありかな~、こういうところで子育てしたら、良い子に育ってくれそうとか考えていました(笑)
でも別に際だって何か大事件がある訳ではないですし、仕掛けがある訳ではないので好みが分かれるところだと思います。
ツイッターやネットではラストの終わり方がわかりづらいので、いろいろ考察していて、意見があるようですが、個人的には特に何も起こらず2人はお別れしたのかな??と思っています。
話は少し変わりますが、私「海がきこえる」というジブリが作成したアニメ作品が大好きなのですが、少し雰囲気が似ている気がします。
「海がきこえる」の方がもっと全然地味ですが(笑)「海がきこえる」もシンプルなストーリで、主役の田舎町の純朴な少年が都会からきた少女に恋をする物語。私、こういう雰囲気好きなのかもしれません(笑)学生時代のピュアな恋愛とか友情とか、切ない想い出とか。
ただ、残念だったのが声優の広瀬すずさんと菅田将暉さん。2人とも下手とかではないのですが、特に菅田将暉さんが、映像を見ていても顔が浮かんできてしまいます。
菅田将暉さん正直、そのまんまです。
これが、有名俳優さんを期用する欠点ですね~。
でも広瀬すずさんの声が魅力的で、声も顔と同様にかわいくて、そこは声を聴いていてとっても心地良かったです。
なんと8月18日放送のミュージックステーションでネタバレしちゃってたので書きますが、劇中で広瀬すずさんが歌う松田聖子さんの「瑠璃色の地球」が最高です。
綺麗な映像と透明感のあるピュアな歌声にジーンとする、この映画の中でも好きなシーンです。
という訳で、この映画の感想のまとめは・・・ストーリーは単純なものなので、好みは分かれるかもしれないけど、私はわりと好きってことです。
そして、見るならば絶対に映画館が良いかな~と。本当に映像が綺麗で良いので。
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